2014年11月14日

リクエストを伺って考える、日々考える

先日、瘢痕のケアについてのブログを書いたところ、それを読んでくださったクライアントさんがいろいろと質問をしてくださいました。

セッションは必ず90分ではいけないのか、保護者同伴でもよいのか、ボディワークを理解していなくてもいいのかなどなど、ワーカーである私自身が基本に立ち戻り「セッションの在り方」を考えるようなご質問ばかりでした。

Q.セッション時間について。もう少し短くなりますか?
A.オープンパスメソッド(R)クライアントの主訴を大切に考え、それに沿ったセッション構成を立てるので、カウンセリングの時間は必須です。また、筋膜を改善のツールとして使うため、立位、動作時での筋膜の張力を確認する必要があります。どちらにも時間がかかるため、15分程度はこうした分析に時間を費やします。セッション時間を60分と制定したとき、実際にハンズオンで対処できる時間は35分〜40分となります。それでよい、ということでしたら相談に応じようかと考え始めています。

Q.保護者同伴でもよいのか?
A.その必要があるのでしたら、もちろんセッションに同席していただきますが、同伴していただくメリットよりデメリットの方が大きいのです。この点については、個別にお話しさせていただいております。

Q.ボディワークを理解していなくていいのか
A.昨今ではクライアントさん自身が十分な知識を持ってセッションに参加してくださることがほとんどです。
ボディワークの知識、というと堅苦しく面倒に感じるかもしれませんが、ボディワークのセッションにおいて大切なこと=クライアントさんの改善のために必要なこと です。
そのため a.セッションについて、b.セッション最中で行っていただくことについての意味、c.セッション終了後も行っていただく事項についての理解 などを相手を見て(笑)詳しく、またはさらっと説明させていただいています。
費やしていただいた時間とお金が無駄にならないためのアドバイスととらえていただければと思います。
そうは言っても、クライアントさんに深い理解を求めるのは間違いだと思いますので、セッションの合間に少しずつではありますが、クライアントさん側のメリットになることはお伝えしていきます。

クライアントさんからのご質問は、更なる変化のためのヒントとなります。有難い限りです。

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