正確には、ほとんどのセッションにイーズポイントリリースまたはエントリーポイントリリースのテクニックを利用しているので「主訴の改善のために利用した」と表現するべきかも知れません。
イーズポイントは筋膜の張力を頼りに探し出しますが、幾度もセッションを重ねることで自然にイーズポイントに手がいくようになります。
エントリーポイントリリースを利用したクライアントさんは、クライミングで無理をした結果、肋骨弓周囲に痛みが点在しているという主訴でしたが、急激に筋肉の収縮動作を行ったことが原因のように思えました。
熱感などはなく、圧痛も軽度だったのでエントリーポイントリリースを利用しました。
エントリーポイントはクライアントさんの姿位とワーカー側の支持の手に特徴があるため、必然的にクライアント参加型のセッションとなります。
複数個所あった痛みのポイントは「かなり軽減しました」とフィードバックをいただきました。
対してイーズポイントは対応するポイントがその延長上に必ずといってよいほどあります。
空手の師範をしていらっしゃるクライアントさんとのセッションではイーズポイントを多用しました。
表現がとてもユニークなクライアントさんで、イーズポイントをとらえた時の感じを「キュンキュンする初恋の感じ」と表現してくださいましたが、正に!その感じ!!です。
(ファシャワークのトレーニングではこのテクニックの下準備として膜操作をお伝えしてあります)
その2点を間違えずに押さえることで、時間をかけずに硬縮を緩和させられます。
エントリーポイントは支持の手が大切なため複数点を抑えることはできませんが疼痛を緩和できます。
イーズポイントは時間をかけずに硬縮をリリースさせることができます。
オープンパス独自のテクニックです。
興味を持たれた方は、ぜひオープンパスメソッド(R)のボディワークを受けてみてください。
ワーカーの一覧はこちらです。
ワーカーを紹介してほしいというご依頼がありましたら、openpath★hotmail.com(★を@に変更して)ご連絡ください。
また、4名様以上のグループや団体でのお申込みで『ボディワーク入門』のワークショップも承りますのでお気軽にお問い合わせください。
