2014年09月22日

患者の立場から(牽引は効果があるのか?)

頸椎症が悪化したのか、痛みがひどく目を開けているのが辛くなり、とうとう整形外科へ行きました。
レントゲンをとったところ、ストレートネックであり脊椎狭窄がところどころに見られ、炎症の場所は白く映っていました。
時間をかけて治療しようといわれ、牽引を続けるよう診断されました。
こんなマシーンを使いました。牽引.jpg

6キロの不可をかけて「牽引する」というのですが、首がひっぱられるというよりは顎関節がつぶされる感覚があり、10分を予定していた治療が半分終わったところでギブアップしました。
(6キロといったら、うちの一色ちゃんを首で抱っこするのと同じ重さです)

理学療法士いわく「顎関節症があるなら先生に言わなくちゃ」。
機械を使ってよい症状、悪い症状を把握しているのはあなたでは?
聞くのはあなたの仕事では?

患者は通常、聞かれたことしか話しません。
治療のためには「聞く」のが基本だと思うのですが、日ごろの治療場面でそうした必要性を感じることはないのでしょうか。

牽引から電気治療に変えることになりましたが、治療のための吸盤は医師がつけました。
理学療法士曰く「先生が吸盤をつけたことろをメモしますから動かないでくださいね」。
医師に言われた対象部位をさらっと探せるのがあなたの仕事ではありませんか?
筋肉に沿って吸盤を置いているのだと思うのですが私が知らない専門的なつけ方かもしれません。

治療の結果、症状が悪化してしまったのか、めまいと嘔吐で2日間苦しみました。
昨日は一日寝込みましたが、起きていてもつらく、よこになっていてもつらく、閉口しました。

脊椎牽引療法の効果として
・椎間関節周囲軟部組織の伸張
・椎間板、椎間関節の軽度の変形、変位の矯正
・椎間関節の離開、免荷
・椎間孔の拡大化
・攣縮筋の弛緩
・マッサージ的効果による循環改善・促進
等があると言われています。

今回は、引っ張ったり緩めたりの間歇牽引を利用しているようでしたが、その効果は
a.筋攣縮を緩和する(Static)
b.筋肉、靭帯及び被膜組織にマッサージ効果を与える。
c.組織の腫脹の減退
d.循環の改善
e.神経根に対し、硬膜鞘とその隣接被膜性組織の癒着の予防、除去
f.牽引が断続的するので大きな牽引力がかけられる
g.神経根の被膜鞘の癒着が慢性となっているものでは、かえって神経根刺激症状の悪化をきたすことがある
h.時としてスパズムを憎悪させることがある

時としてスパズムを悪化…

日本の整形外科治療は諸外国に比較して遅れており、牽引は今はあまり使わない方法だそうです。
ヘルニアは老化現象のひとつで、歳をとれば当たり前の症状として出てくるもので必ずしも痛みを引き起こす原因にはならないそうです。
むしろ痛みを起こすのは痛みの原因物質(プロスタグランジン、ブラジキニン等)で、それらを取り除くための治療を行う必要があるというのが昨今の定説だそうです。

わたしはボディワークを職業としていますが、ボディワーカーは治療を行わないため、医療と競合する立場にはありません。
あくまで患者として、治療法を探求する立場にあります。
今回はブロック注射をしてもらうつもりで通院したのですが、土日をはさむので経過観察ができないということで注射はしてもらえず、痛みどめももらえず「しばらく毎日でも電気治療に通うように。本当は牽引ができれば一番なんだけどなあ」と言われました。

患者思いで好感が持てる医師だから通っているのですが、それと治療結果とが合致して、ますます医師に対する信頼感を深めたいです。
若くて新しい知識を持つ医師のほうがいいのかな。整形外科医は職人さんみたいな仕事じゃないから。
もう牽引はしたくありません。



posted by MSaito at 10:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々のこと
この記事へのコメント
型に当てはめていくだけのやり方と
目の前で起こっていることに対して
何ができるかを考えていくやり方では
受け取る側の感じ方が違うように思えます

首の痛みと顎の痛みが無事収まりますよう
心よりお祈りしております
Posted by Carolfing at 2014年09月23日 14:23
Carolfingさん、ありがとうございます。
なるべく睡眠時間を長くとるようにしています。
寝るのが一番!
といいつつ、今日もベッドに入ってから読む小説をいそいそと選んでいたりして(笑)
Posted by 瑞穂 at 2014年09月23日 22:21
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