2014年08月30日

腰背部から大腿部のリリース(カルチャー講座にて)

通常は第一、第三金曜日で行われる「ボディワーク入門」講座ですが、月によって第五週も講座日となります。

8月はよみうり文化センター自体がお盆休みだったので、第三週目にある講座が第五週に変更となりました。
第一、第三金曜日で行う予定の講座が第五週に変更されると参加不可の場合が多く、今回の講座は参加者が2名でした。
そうなると、逆に通常の講座ではお伝えできない濃い内容をお伝えしたくなります。
お二人にとって今回の講座は難しすぎたか、実戦向きですぐ役に立つ内容になったか少々不安はありますが、ボディワーカー養成トレーニングの上級でお伝えする内容を簡易にして演習を行いました。

筋膜リリースとソマティクスを併用した演習のはじめは、身体運動の規則性を「発火」の観点から観察し、マルファンクション(機能不全)の見極めとコレクション(修正)を行いました。
立位で言うならアラベスク、腹臥位で言うなら股関節の伸展を行う際に活動するいくつかの筋の観察を行います。
順番にマルファンクションが見られる場合にはソマティクスの利用で弱化した筋の活性化を行いました。
続いて筋膜の操作を行い、ソマティクスの効果を定着させる/ソマティクスでは対処できなかった要因に対して働きかけを行いました。

筋膜を目的に沿って伸張させる方法については、今回はロルフメソッドではなくオープンパスメソッド(R)のファシャワークを利用しました。
広背筋、脊柱起立筋群、腰背筋膜、大臀筋、ハムストリングスの緊張を緩和する、または張りを持たせる目的でリリースに方向性を持たせる工夫をしてみました。

隔週のカルチャー講座は構成とテクニックを考えるのが楽しみでもあります。
次回の講座は9月第一週の9月5日です。
見学、体験も随時受け付けております。お気軽にご参加ください。

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