筋膜を扱う手技とボディワークとの差別化を行うためには「ソマティクス」の要素が欠かせないこと、セルフリリースを行うことにより、筋膜を扱うワークはペアで行うものという先入観を変えたいという思いからです。
今回のテーマは「ツールの使い分け」で、リリース部分は背部でした。
セルフリリース、ソマティクスは個別の技法として演習は行いませんでしたが、ペアリリースにおいてどちらの要素も盛り込んだ内容にしました。
前期から引き続き、読売カルチャーでの講座における目標は「すぐに使えて利便性の高いもの」なので、背部のリリースもオフィスで簡易に行える形式の「座位」でお伝えしました。
単なる筋膜リリースに終わらないよう、感覚留意の方法やそれを利用する意図も理論的にお伝えできたかと思います。
次回は頸部のリリースを予定していますが、テキストにこだわらず、受講生の方々にとって有益な内容になるよう適宜変更を加えた内容にしたいと思います。
お盆の期間は読売文化センターが閉館で、次回は8月の第五週になります。
参加者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
また講座に興味をお持ちいただけましたらお気軽に見学/体験においでください。
