2014年07月28日

仰臥位での変化

自分のからだを使っての人体実験をしょっちゅう行っています。
最近の流行りは左右の骨盤を均等にしつつ、脊柱の生理曲線を整えるポージングおよびセルフリリースです。
寝る前の時間を利用し、身体構造の変化を促すための姿勢を20分程度、続けています。
その後楽な姿勢に戻るときには身体中がきしんでいて、無理に曲げた手足を伸ばすときには痛みを伴います。
ポージングが終わるとそのまま眠ってしまうのですが、次の日に起床したときには構造が変わっています。

オープンパスメソッド(R)、またロルフィングのセッションでは脳神経系への働きかけを行うために何度も立位で変化を追うため、仰臥位での変化はあまり留意してこなかったのですが、リリース後の数時間を仰臥位で過ごしても変化が起こることが経験的に実感できました。

ただしこれは、「セルフリリース」であり「ボディワーク」ではありません。
セルフリリースというよりは、数十分に渡る姿勢矯正(ポージング)の結果として筋膜の張力が変化し、構造が変わったのだと思います。

この方法をセッションに利用できるか考えてみましたが、身体に対する負担が大きいし、固有受容器を働かせることもできないし、なにより辛い恰好で(ヘンな恰好で)何十分もガマンしていただかなくてはいけないのもどうかと思うので、これはあくまでセルフリリースの一貫としてのみ利用することとしました。
しかも構造が整ったと感じる時ほど「ダルさ」や「疼痛」が生じる事が多いため、料金を頂戴して行いたいとは思えませんでした。

引き続き、身体に負担が少なく短時間で済み、筋膜と伝達経路に変化をもたらせるような方法が無いかを探していこうと思います。

stones.jpg

posted by MSaito at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事全般
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