すでに講師の小川氏がイーズポイントリリースについて解説をしてくれているので参照すると「さて、イーズポイントリリーステクニックとは、身体に点在するイーズポイント(心地よいポイント)に対して、リラクゼーション、身体機能・構造の改善、コミュニケーションの目的で働きかけるテクニックです。」となります。
イーズポイントリリーステクニックの一番の特徴は、そのリリース法にあります。
機械的刺激に長期的に反応する受容器に働きかける工夫がされ、それにより副交感神経が優位に働くようになります。
それだけでなく、ラポールを作るコミュニケーションツールとしての活用法もあり、またボディワークのテクニックであることから身体機能、身体構造を変化させる効果も当然ながらあります。
イーズポイントリリーステクニックは疼痛を解消させる、小川隆之氏考案のエントリーポイントテクニックの基礎となります。
筋膜の張力を視覚的にとらえ、また触察でとらえるための方法をお伝えしましたが、ここが疼痛治療の開始点となります。
触察解剖学で130筋の触察をこなし、筋膜の生理学を理解することによって、ボディワークのみならず疼痛の解消もできるようにするのがオープンパスメソッド(R)の最終段階です。
