毎月必ずおいでくださっているだけもありがたいのに、今日は亀戸天神船橋屋からあんみつのお土産を持参してくださいました(毎月ありがとうございます)。
クライアントさんとの会話で、「てんかん」の薬は頸椎症等の神経性疼痛に効能が認められていて、整形外科や内科で処方してもらえるという情報を得ました。
クライアントさんがてんかんの薬を処方されたと伺ったときには、至って元気なクライアントさんがてんかんの薬?と爆笑したのですが、改めて説明を聞いて納得しました。
というのは、てんかんの薬は筋肉のけいれんを止める作用があるというのです。
痛みを起こす「筋スパズム」は筋肉のけいれんであり、てんかんの薬が筋肉のけいれんを軽減するのであれば、当然ながら筋肉の痛み=けいれん=スパズムを抑制する作用があるはずです。
こうした情報から、痛みの構造が明確になってきます。
ヘルニアがあっても痛みを感じる方と感じない方がいます。
痛みと神経とは関わりがあると信じられてきましたが、生理学的には痛みは筋のけいれんから起こるものと理解され始めています。
これにより筋膜へのアプローチは疼痛を緩和させるのに適していることが説明できます。
小川氏が考案したエントリーポイントリリースなどはスパズムを取り除くための対処法で、これまでに慢性疾患と定義づけされる症状を取り除いてきました。
しかしながら、使用する側の好みもありますが、薬物療法を上手に取り入れることにより快適に生活ができるのであれば、むやみに薬を否定するのはもったいないと思いました。

また、斎藤先生ご考案のソマティカル ムーブメントの効果には驚いています。何がすごいって、そのシンプルさと即効性でしょうか。触察もそうですが、難しいことをシンプルでクリーンな手法に落とし込んでいるところが、オープンパスの素晴らしいところ、だと思っています。
コメント嬉しく拝読しました。
経験をシェアしてくださりありがとうございます。
神経障害性疼痛には一般の消炎鎮痛剤が効かないようですね。
筋スパズムについてはファシャワークまたはインテグレーティブで詳しくお伝えできるかと思います。
現在ご利用いただいている(ありがとうございます!)ソマティクスは、今後も休まず研究を進めていきます。
シンプルで使いやすい、これが臨床において優先されるべき要素と考えています。
そのエッセンスをすぐに捉えて活かしてくださっているなんて感動です!!
今後もどうぞよろしくお願いいたします!