2014年06月23日

第八期ファシャワークトレーニング「ツール」

私生活が忙しく、ブログの更新がおろそかになっていました。
再び真面目に仕事に取り組もうと思います。

さて、昨日は第八期ファシャワーカー養成トレーニングの第二回目でした。
今回のテーマは「ツールの使い方」でした。
初回は浅筋膜のリリースがテーマで広範囲でのリリース練習でしたが、今回からはパルペーションの知識が必要とされます。
浅筋膜の操作は比較的「機能」を向上させる目的を持つのに対し、深部筋膜のリリースは「主訴」を解消することを目的としています。

深部筋膜のリリースは筋肉の触察、骨のランドマークの確認、筋の働きなどを統合的に考慮に入れながらの演習になります。
対象となる筋を効率よくリリースしていくために、様々なツール(手の形)の使い分けが必要です。
(1)こぶし(2)ナックル(3)四指(4)母指(5)前腕(6)肘 が主なツールです。

第八期からは、演習の時間を多めにとることにしたので、ひとつのテーマを深めていくようトレーニングを構成しました。
午後からは、同じ「ツールの使い方」をさらに深め「弛緩集中」「リリース感」「クライアントの参加」がテーマに加わりました。
リリースは部位的変化と構造的変化、クライアントの生理的変化について説明しました。
何に気持ちを向けながらリリースを行えばよいのかが理解していただけたと思います。
弛緩集中はクライアントの変化と深く関わり、ふたつは引き離すことができない要素の裏表です。
クライアントの参加については、オープンパスメソッドが最も大切に考えるセッション要素の一つです。
ファシャワークを単なる筋膜のリリースで終わらせないよう、脳神経系への働きかけを行う時間になります。

触察解剖学、リリースの技術、弛緩集中、リリース感を追う事、クライアントの参加を促すこと、これをすべて同時に行わなくてはいけないので、一見楽そうに見えますが、セッションを行うワーカーは意識を拡大してそれに臨んでいます(ワーカー側も体性感覚と空間把握能力を駆使し、同時に的確な言語でクライアントを導いています)。

せっかくの機会なので、ひとりひとりになるべく多くのアドバイスをするつもりで細かな指導を行っているつもりですが、もしかしたら「うるさい」と思われているかもしれません。
ですが、残る13日間で一通りの技術をお渡ししなくてはいけないので、伝える側も一生懸命です。
今のところの目標はファシャワークのレベルを一定に上げる、ということです。
この辺は、メイン講師の小川隆之氏と意見が異なるようです。
ツイッターで
「昨日のファシャワーカー養成トレーニングでは深部筋膜操作の実習を行った。このカリキュラムはパルペーション・トレーニングでの触察技術の習得度をはかる試金石だ。習得度はなかなかだと思う!」
とつぶやいていますが、上手にリリースできている方と、テーマをこなすのに少々戸惑っている方、触察レベルで前に進めない方との差があるように思えて少々心配です。

講師側も気持ちを引き締めて、残る13日を過ごそうと思います。


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